トランポリンを使うことで、足首の可動範囲が拡がります。
こどもの関節は柔らかく、柔軟性があるにもかかわらず、
最近のこどもの足首は、固く動き難くなっています。
これは、生活環境の変化が大きく影響していると思っています。
昔は、木登りして飛び降りたり、野山を駆け回る、
砂利道や土の凸凹道を歩くことで、自然と足首に柔軟性があったのです。
また、トイレが和式でした。
洋式トイレが日本に普及しだしたのは戦後のこと。家庭用に普及しだしたのは、1960年代だそうです。
そこから段々と和式と洋式の率が70年代後半で逆転し、現在では洋式が9割を占めると言われています。
(余談:洋式の普及には、下水道整備の普及も影響しているそうです。)
このような環境を変えることは難しい・・・
こどものような足首の柔軟性を取り戻すには?
試行錯誤探している中、トランポリンにとても効果があることがわかってきました。
トランポリンを跳ぶだけで、足首の曲がりが深くなり、可動範囲が拡がります。
足首の可動範囲が拡がると、土踏まずがしっかりとできあがってくるのです。
土踏まずは、歩く時、走る時など運動をする時に、体重を支えるクッションになってくれます。
このクッションがないと、転びやすく、怪我も増えます。
足のだるさをすぐに訴えるお子さんや、長時間歩けない・立っていらないお子さんは、
足首が固くなり、深く曲がらない可能性があります。
足首の柔軟性を高めていくことで、これらの症状は改善されます。
最初、うまく跳べない!と思ったお子さんも、
足首が深く曲がることを知ると、上手に跳べるようになります。
トランポリンで遊んでいるうちに、足首の柔軟性が養われていくのです。
posted by スタジオピボット at 00:00|
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こどものからだ日記
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