2009年03月03日

■ 過去記事 公開セミナー・ブラジャー編 ■

公開セミナー
AWARENESS ANATOMY(R) for Health & Beauty
「背中の意識は脚の安定に繋がる」

3月3日のひな祭り、前日から「雪」の予報の出ていた、寒い桃の節句の夜「背中の意識は脚の安定に繋がる」を実施させて頂きました。
寒く、また足元の悪い日にお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。夜遅くには、雪もかなり降っていましたので無事に皆さんが帰られたどうか心配になりました。
毎回、お天気が気になるセミナーなのですが、次回こそ快晴であるよう祈っております。

さて、今回のテーマは「肩甲骨」
ゲストにはRue de Ryuオーナーの龍多美子さんをお招きした1時間半のセミナーになりました。
昨年6月に実施したものとベースは同じになりますが、少々エクササイズの時間を長めに取ったため、平山の機能の解説が手薄になってしまった為、参加者の皆さんにはフォローのメールで対応をさせて頂きました。


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メールに書いた事と重なってしまいますが、元々ブラジャーは欧米からやってきた「下着」です。
欧米人は伸筋依存(背中側を使う)の民族なのです。
セミナーでは、龍氏の行うブラジャーのフィッティング方法を皆さんに御覧頂きました。
その際に、アンダーバストのラインをぐぐっと下に下げるのです。(詳細を御覧になられたい場合は次回のセミナーに是非ご参加下さい。)
その際に、モデルさんの姿勢が背中側に動きます。簡単に言うと、少し猫背気味だった背中が、すっと反るような感じで位置が後ろに動くのです。
本来、ブラジャー発祥の国の欧米人はあの姿勢がニュートラルなのです。あの姿勢の身体感覚でブラジャーが作られていたのです。

しかし、残念な事に日本に入ってきたブラジャーは、「胸当て」と化してしまった為、背中の意識とはほど遠い、屈筋依存(胸側)の民族が作った、「前の意識」の下着になってしまいました。
そのため、胸を圧迫する要素が強くなる為、夕方になるとはずしたくなるような、パターンのブラジャーとなり、またそれをそのまま胸を集めるようにして、身につけてしまったのです。

つまり、伸筋依存(背中側を使う)になる事で、自然と姿勢が良くなり(無駄な緊張がない立ち姿を言います。)
皆さんがよく耳にする、骨盤が整うという状態になります。平山の授業では、骨盤が整うという言い方はしませんが、わかりやすいので使わせて頂きます。

 

背中側が使えるようになることで、骨盤の傾斜が安定します。骨盤と脚を繋いでいるのが股関節です。この股関節の可動範囲が広がり、安定する事で、様々な動作に無理な緊張が必要なくなり、関節を使いこなして動く事が出来る様になります。
つまり、背中側を優位に使って動く事で、脚全体が安定するのです。
足裏の接地面積も広がり、安定感が高まるので、ヒールを履いても歩きやすくなります。
日本人がヒールを履いても、姿勢良く歩けない理由はここにあります。

しかし、私たちは日本古来の生活習慣で、なんとか背中側を使う努力をしていたのです。
それが、和装(帯、鼻緒、日本髪)だったり、たすきがけなのです。
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今回、セミナー内では、その背中側への意識を高める為のツールの一つとして、たすきがけを行いました。
また、四つん這いの動きも同じです。
日本では「赤ちゃんのはいはいが重要」という話、よく聞きませんか?
欧米では歩行器の時期が長くなりますが、日本はしっかりとはいはいをさせます。
屈筋依存の民族が、立つ前に行う重要な「レッスン」なのですね。


ただ単にエクササイズをしたり、ブラジャーを着ける事が重要なのではなくて、今の自分自身がどうなっているのか?と
意識をして、エクササイズをしたり、ブラジャーを着けて下さい。
体感をする努力をすればする程、変化が大きくなります。
やみくもに動かしたりするのはなく、感じないな、どこなのかな?と分からない状態も、試行錯誤の中で動かしていると、だんだんと分かる様になってくるのです。
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何度かご質問を頂戴しているので、こちらでもお話させて頂きますが、よく、たすきの代わりになるもの(背中のサポーターとか、最近は下着で背中がクロスしたものなど)では、効果が出ないですか?と聞かれます。

実は、たすきをかけるプロセスにも効果があるのです。
たすきをかける時に一度仮結びをして、それから背中を引き寄せるようにして、再度結び直す事を行いました。(実践編はセミナー内でお教えしております。)
その結び直す時に少し「きつめに」、と申し上げましたが、その時に肩甲骨を引き寄せて、背中を使わない事には紐をしっかり結ぶ事が出来ないのです。
ゆるゆるしている状態は、背中を使って結べていない証拠。これが目安です。
紐の代用は何でも出来ると思います。伸びない、少し太めの紐でしたら、可能です。

お問い合せも頂戴しておりますが、デパートなどの和装売り場に腰紐として販売しているものです。
フォローアップやワンデイセミナーのような、体験重視のセミナーではオリジナルのたすきを販売予定です。(詳細はお問い合せ下さい。)

下着を通して意識を高める、エクササイズを通して意識を高める。
これによって、身体の使い方が代わり、様々なメリットをもたらします。鍛えたり、無理なダイエットをするよりも、自分の身体がどうなっているのか意識を高め、身体を使いこなしていく事の方がよほど効果が早くあらわれます。

それでも、やっぱり分からない、、、という場合には、ワンデイセミナー、もしくはフォローアップクラスへのご参加を
おすすめしております。

次回の公開セミナーは「顔」です。
顔にあらわれている様々な症状を、機能面から解説していきます。
また、ゲストの海野由利子氏をお招きし、美容事情についてのお話を交えて参ります。
皆様のご参加をお待ちしております。



皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Studio Pivot
プログラムディレクター
原田

posted by スタジオピボット at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おとなのからだ・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする